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2019年11月に行われたアキュゾーンセラピー講演会大阪編 & 東京編

  • 2019年11月に行われたアキュゾーンセミナー 

    • 内容:(大阪編)講義110分、VEM test 解説110分、体位別治療法概論55分
          4つのデモ患者へ治療アプローチ

      •  (東京編)講義145分、VEM test 解説55分、体位別治療法概論
          6つのデモ患者へ治療アプローチ

  • 長さ:10時間(大阪編)、9時間 (東京編)

  • セミナーのタイプ:録画

2019年11月に行われたアキュゾーンセラピー講演会

今回の編集にあたり、2年ぶりに全ての動画を見直しました。中級講座として行いましたが、この内容を理解して臨床で活用できたならば、上級レベルのプログラムだということに気づかされました。

特にこれまであまり触れてこなかったVEMテストの活用方法について深く解説していますので、なぜ私がこのテストを臨床で用いているのかを理解できると思います。

またタイトルを、『なぜ慢性の頸肩痛と胃腸障害が治らないのか?』と題したのは、アキュゾーンの最も得意とする、腹診や背診(内蔵反射区)の圧痛を消去するだけで、自動的に首肩の凝りや痛みが解消されることを実感してもらいたかったからです。

先ずは、基本の根本原因を探る為に7つの問診をしてもらいます。これによりどの臓腑に問題があるかの目度を付ることができます。そして、主訴と関連する評価ゾーンが見えてきたならば、体位を決め、触診するべきポイントの見当を付る事ができるはずです。

そして今回は、付録の追加テキストを先に読まれてから動画を見ることにより、食物過敏症やカンジダ菌が、どれほど様々な慢性疾患に関わっていることを知るだけでも、原因不明と言われている病気の改善の役に立つことでしょう。

さらに、中医学の基礎理論である弁証論治による診断方法を解説しています。できれば登録販売者になることを勧めていますので、その際に漢方薬の知識があれば問診と内臓との関連性と病状のレベルを知るのに役立つ事と、より一層早く治癒に導く事ができるからです。 

2年前に受講された方は、今自分がされているアキュゾーンセラピーと比べてみることにより、どのくらい実力がついてきたを知る事ができるでしょう。

また、テキストブックと医道の日本からのDVDを見て興味を持った方は、2018年10月と2019年5月のこれまで日本で行った痛みを中心とした臨床セミナーを先に見ていただいた方が理解がしやすいかと思います。

しかしアキュゾーンセラピーの全容を初めて明らかにした深い内容になっていますので、自分が目指している治療レベルを知るには良い教材になると自負しています。

東京と大阪で同じ2日間の日程て行いましたが、話している内容の半分は違っていますし、もちろんデモとなってくれた患者さんが違いますので、ケースバイケースの治療方法をより多く学びたい方は、両方見てもらうことをお勧めします。

東洋医師(USA)

中野 雅章

概要

大阪編 合計10時間

VEM Test 基本

【コメント】このテストをする前のベーシックフィンガーとなる指の見つけ方と2つの確認テストをの注意点を解説しています。 参加者同士の練習風景が撮れていますので、どのような点に注意して行ったら良いのか、各自のアドバイスを聞きながら学んでください。
まずは、ご家族や友人の指を使って自然に緩む感覚を繰り返し練習すると良いでしょう。
(30分)

VEM Test 応用

【コメント】慢性の湿疹の痒みのあるモデルの方をテストしてみると、案の定カンジダが原因でした。
この方も食物過敏テストをしながら、日本で手に入る食品を模索しながらアドバイスしています。
特に、重金属の一種である水銀の歯の詰め物の影響が発見できたことは、役に立ったのではないでしょうか。(60分)

内臓障害概要

【コメント】「なぜ慢性の頚肩と胃腸障害が治らないか?」をテーマとした理由を説明しています。
7つの必須問診票を用いて、どのようにして触診部と内臓反射区の関連性を見ていくかを考察しています。
この資料を用いてもらえれば、大方の予想がつくことでしょう。(50分)

症状別処置法

【コメント】資料の問診と触診(1)に関連する内臓反射区の解釈をしています。
特にテキストブックに記入漏れしてしまった胃区について説明しています。
また、漢方薬の活用の仕方と患者さんにアドバイスする時と処方するための注意点です。
(60分)

体位別治療法概論

【コメント】まず、、仰臥位で、腹診と頸診と腹臥位からの背診の仕方を説明しています。
参加者の方をモデルとして、7つの必須問診とVEMテストによる食物過敏の活用の仕方を披露しています。
仰臥位からの腹診と頸診の触診をし、蛇骨について皆さんに触れてもらって、実感してもらっています。
また、別のモデルで腹臥位の内臓反応点の見方と参加者の方から質問のあった側臥位と座位からのぎっくり腰の治療について解説しています。
(55分)

ケース1:両側の足底部の痺れ、右側臀部痛、指の変形性関節炎

【コメント】この女性の方は乳がんの化学療法中にも関わらず、その副作用が症状として出ていない事に驚きました。
これまで圧痛点のゾーンだけで治療されていたとのことですが、内臓の反射区である肝と脾の反応点を緩和する事により、僧帽筋と胆嚢ゾーンの熱痛も同時に緩和できることを学ぶことができます。
根本原因が尾骨にある症例は、これまでのデモでは見られないケースので、必見の価値があるかと思います。
実際の華佗穴L5と帯脈の灸頭針のやり方を見れます。
またこの処置法は、糖尿病性神経障害の治療にも活用できます。
(100分)

ケース2:頭痛、腰痛、首痛、生理痛

【コメント】この若干20過ぎの女性でありながら、小学生の頃から苦悩されているとの事です。
仰臥位で、腹診と頸診をしてから、腹臥位にて治療して両側の圧痛を消去しています。
今回は生理痛が来ていないとの事ですが、VEMテストで、卵巣嚢腫の検査の仕方を披露しました。
またピル(避妊薬)で症状を抑えていましたので、その副作用もチェックしています。
面白いのは、なぜ私がVEMテストの反応点を、鍼治療での効果として用いらない理由を、圧痛点と比べながら、その違いを解説しています。
京門と照海の取穴の仕方の違いや注意点についても覚えておいて下さい。
(90分)

ケース3:左抜歯痛、首痛、頭痛

【コメント】数日前に親知らずを抜いたばかりで、左の下部の顎の腫れと痛みがあったので、他の症状もあったのですが、急性の症状を優先しました。
今回の治療法は、三叉神経痛や顔面神経痛にも活用できますので、しっかり見て覚えて下さい。
通常であれば、SCMや局所の圧痛点を緩和するために外関を用いるのですが、それ以外の経穴で行っていますので、多分、皆さんにとって目から鱗の方法が学べると思います。
(50分)

ケース4:両首肩痛、両手の手根管症候群 

【コメント】この方の場合、内臓から反射から来ることが疑われましたが、腰背部を観てみると大きく側弯しており脊柱の基盤となる骨盤の歪みを取るために、仙腸関節部の触診をする。
臀部と足の冷えが気になった事と京門とL5華佗穴の灸頭鍼のやり方を見せたかったため、鍼の本数を増やすミスをしてしまいました。
初診である事と、主訴から治療した場合、次回でも良かったと反省しています。
しかし、首肩に施術しなくても、上肢をよくする治療ができたことは良かったと思っています。
(85分)

東京編 合計9時間

内臓障害概要

【コメント】「なぜ慢性の頚肩と胃腸障害が治らないか?」をテーマとした理由を説明しています。
7つの必須問診票を用いて、根本原因の探り方とその関連する臓器の見方を解説。
コレステロール薬の副作用による痛みについての話。
VEMテストについての話が途中で途切れていますが、この後に行った基本と応用の時間に詳しく解説していますので、済みません。
(50分)

症状別処置法

【コメント】資料の問診と触診(2)と(3)の左右の頸肩痛の原因を見方の概要です。
手術痕の触診の仕方や痔について話しています。
なぜ私が漢方(中医学)を学ぶことや販売登録者になる事を勧めする理由とその方法について語っています。
(95分)

仰臥位解説

【コメント】モデルを使った腹診と頸診の解説をしています。
これまであまり詳しく説明してこなかった心臓区の反応点の取り方や鼠蹊部と前立腺の触診の仕方が理解できる事でしょう。
(30分)

VEMテスト基本

【コメント】このテストをする前のベーシックフィンガーとなる指の見つけ方と2つの確認テストをの注意点を解説しています。(12分)

VEM test応用

【コメント】実際にカンジダの可能性のあるモデルより、このテストや資料の最後にある問診票でチェックする事により、その探り方を解説しています。
また、その対処法のである食事療法を行ってもらうため、食物過敏症テストのやり方をアドバイスをしています。
この方の鍼治療もありますので、両方の動画を見る事によって、体表に現れている主訴と内蔵からの関連性の処置法を学べる2部構成となっています。
(45分)

ケース1:左腰背部痛、左頸部、右股関節の凝り、胃腸障害

【コメント】典型的な胃腸や膵臓(糖分)に問題のある脾気虚(冷えが強い場合は、脾陽虚)のケースです。ここで先程のカンジダとの関連がしっかりと体表に現れていますので、主訴との因果関係を考えながら、敏感な患者さんへの反応を見ながら触診のコツを学んでもらえればと思います。。(90分)

ケース2:首肩痛、肩甲骨周り痛、慢性胃腸障害 

【コメント】7つの問診を用いて、腹診と頸診した後、伏臥位で治療しています。
私のこれまでの治療経験をしてきた中で、これだけの過緊張したコリのある人で、圧痛を気持ちが良いと感じる方は初めてだったので、とても良い経験となりました。
私が鍼をして、気持ちが良いと感じる点の再確認をするたびに、実況中継のように一点一点の感想を話してくれるため、皆さんもその効果を理解してくれたと思います。
唯一の圧痛点である首のSCM#3と#4を緩和できた事に喜んでくれたことが印象に残っています。
(50分)

ケース3:変形性膝関節症

【コメント】この動画は4年ほど前に東京で行ったセミナーの未公開動画です。
仰臥位から腹診及び膝との関連ゾーンである鼠径靭帯と鼠蹊部をチックしてから腹臥位にして仙腸関節と股関節の圧痛も触診しています。
また足底筋膜炎も同時に治療しています。
全ての膝疾患に関連している部位を丁寧に触診をしていますので、今でも問題なく役に立つ処置法です。
3本の鍼で、全ての圧痛が緩和している様子と最後の動作の確認まで撮れています。
(55分)

ケース4:鼠径靭帯と鼠蹊部の凝りと張り 

【コメント】この動画は、徐先生の臨床研修を行った模様の一部ですので、担当のスタッフに指導する要領で不妊治療の患者さんを治療しています。
是非とも婦人科疾患に興味のある方は見て下さい。
左の鼠径靭帯である腸骨の上前腸骨棘から恥骨の恥骨結節と鼠蹊部へ触診をすると強い張りがあり、ここは子宮円索と卵管とつながる鼠径菅との関連があるため、必ず婦人科疾患のある方には、触診して下さい。(テキストブックのP82~83を参照)
左の公孫と右の照海で腹部の反応点を緩和すると同時に首肩の圧痛も取れる症例でしたので、ここに活用させてもらいました。
(30分)

ケース5:慢性腰痛

【コメント】この動画も、徐先生の臨床研修を行った模様の一部で、先生にアドバイスをしながら治療しています。
尾骨の損傷が原因と思われるケースで、しっかりと処置したつもりでしたが、治療後にも痛みが変わらず残ってしまいました。
私のこれまでアキュゾーンセラピーをしてきた経験の中で初めての出来事でしたので、タッチアップの応急処置の仕方が実物になるでしょう。
やはり痛みが取りきれていない場合は、必ず圧痛点の取り残しがあることになりますので、諦めずに確認を繰り返すことの大切さを学べるかと思います。
最終的に患者さんの笑顔が見れて、ホットした事を覚えています。
(60分)

ケース6:右顔面神経麻痺 

【コメント】最後に特別付録として私のクリニックで撮影した実際の臨床記録を追加しました。
4回の治療で完治した経過が見れますので、各回ごとにその改善の様子を見てもらえればと思います。
今回は、日本語字幕が入っていますので、会話内容が理解できるようになっています。
テキストブックP148のベル麻痺 ケースよりも基本に沿った処置をしていますので、どのレベルの方でも分かりやすいと思います。
(15分)

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